映画『太陽は動かない』最強キャストで描く原作とは違うあらすじ

『怒り』『悪人』などのヒット作を生み出した吉田修一の傑作『太陽は動かない』『森は知っている』が1つの映画になります。

オリジナルドラマも同時に発表され、制作側の気合の入れ方が半端じゃない!

『太陽は動かない』は、手に汗握るノンストップサスペンス。

一方の『森は知っている』は鷹野一彦の若かりし日々を描いた青春小説です。

産業スパイとして情報を収集し、それを高値で売ることがAN通信エージェントの仕事ですが、その情報の価値が大きければ大きいほど、それを狙う敵も強大になるもの。

エージェントたちは裏切り防止のために、胸に起爆装置を埋め込まれており、24時間ごとに本部連絡しなければ、爆死させられることになっています。

24時間ごとの恐怖に加え、さらに敵にも命を狙われる、絶体絶命のミッションを鷹野と田岡はやり遂げることができるのか?!

原作では東南アジアを中心に繰り広げられる攻防が、映画ではロケ地をブルガリアにおいて、映画ならではの壮大な”絵”と”アクション”を魅せてくれます

同時発表のオリジナルドラマも、鷹野と田岡の関係を知る上で必見ですよ!

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渾身の最強キャスト

AN通信

表向きは小さな通信会社、本当の顔は機密情報を売買する組織。エージェントは胸に起爆装置を埋め込まれており、24時間ごとに本部に連絡しないと爆殺されます。

鷹野一彦:藤原竜也

感情をあまり表に出さないエリートエージェント。

親に捨てられ、弟は死んでしまって天涯孤独の身。少年期に風間の家に引き取られ、エージェントとしての教育を受けました。

田岡亮一:竹内涼真

鷹野とバディを組む若手エージェント。成長した姿に感動しちゃうかも。

風間武:佐藤浩市

アジトで本部とやりとりする鷹野と田岡の上司。

山下竜二:市原隼人

香港に潜入していたAN通信のエージェント。アンディ・黄の一味に捕らえられ、ブルガリアに拉致されます。

デイビッド・キム:ピョン・ヨハン

一匹狼で活動する、フリーの韓国人エージェント。

AYAKO:ハン・ヒョジュ

国籍不明の謎の美女。

青年時代

鷹野一彦:日向亘

11歳から風間の家にお世話になった後、南蘭島で高校時代を過ごしながらエージェントとしての訓練を受けていました。

柳勇次:加藤清史郎

南蘭島でともに高校生活を過ごした鷹野の同級生。鷹野とともにエージェントしての訓練を受けていましたが、自分がエージェントになったあとの障害を持つ弟のことを心配しています。

菊池詩織:南沙良

東京で辛いことがあり引きこもりになり、高校3年生の2学期に祖父母の住む南蘭島に転校してきました。鷹野の初恋の相手。

原作とは少し異なる映画のあらすじ

AN通信エージェント・山下を救出するためにブルガリアへ向かった鷹野と田岡。闇組織から山下を救い出す者の、執拗な追跡と妨害に遭い、リミットまでに本部へ連絡を入れられなかった山下は胸の起爆装置が作動し爆死してしまいます。

山下の遺志を継いで動き始めた鷹野と田岡は、CNOXのアンディ・黄の目的を探るためにウィーンで開かれるパーティに潜入します。

CNOXは日本の電機メーカーMETと組んで太陽光エネルギーの実用化を目指していることつかみますが、CNOXはMETの蓄電池技術だけを横取りするつもりらしいということがわかってきます。

CNOXの陰謀の証拠をMETに売ることを決めたAN通信は、鷹野と田岡にCNOXからデータを盗むというミッションを課します。

香港のCNOX本社から盗み出したデータから、中国のタクラマカン砂漠に秘密があることを知り、急遽現地に向かう鷹野と田岡ですが、黄の裏組織に襲撃され、鷹野は囚われの身となってしまいます。

胸の起爆装置が作動する中、鷹野は田岡によって救出されます。命からがら脱出した2人はロシアへと逃亡。鷹野はロシアからMET取締役の河上宅への荷物を装って日本に帰国します。そして、鷹野は河上にCNOXとの計画を白紙に戻すよう説得します。

一方、韓国のスパイ デイビッド・キムは、マイクロ波技術研究の第一人者・ソフィア大学教授の小田部教授の娘に近づき、小田部教授を懐柔しようとします。

また、インドではラジーヴという少年が太陽光パネルの新原料を開発したという情報がもたらされ、さらに諜報戦が激しさを増してきます。

デイビッド・キムと謎の女AYAKOが小田部教授をロシアに売り渡そうとしているという情報をつかんだ鷹野と田岡は、教授奪取のためロシア行きの列車に潜入します。黄の裏組織はすでに娘を拘束しており、さらに催眠ガスをまき、教授を連れ去りました。

教授と娘が連れて行かれた先は黒海に浮かぶコンテナ船でした。何とか潜入してついて行った田岡でしたが、敵に見つかり拘束されてしまいます。そして教授父娘、田岡もろともコンテナ船は沈められることになりました。

AYAKOの妨害に遭いながらもなんとか田岡たちを追跡し、単身助けに向かった鷹野。まさに沈んで行こうとしている船から田岡と教授父娘を助け出し、駆け付けたデイビッド・キムのヘリによって救出されました。

AN通信は小田部教授の技術をMETに高値で売却し、METは革新的なエネルギー事業を立ち上げることになりました。

黄は逮捕されCNOXは解体されました。

そして、AYAKOはインドでラジーヴのために新しい研究所を設立していました。

『森は生きている』を原作とした、鷹野の青春時代、AN通信エージェントの原点も描かれます。

風間さんは鷹野を預かって世話をしているときに、鷹野が自室に放火して死のうとしているところを助けようとして半身不随の体になってしまいました。

映画の見どころ

敵の攻撃だけでなく、自分に埋め込まれた起爆装置の制限時間とも戦わなくてはならない前代未聞のサスペンスムービー。

手に汗握ること間違いなしです!

ドラマ版の最後で、AN通信のエージェント・山下竜二がアンディ・黄の一味に捕らえられブルガリアに拉致されます。

鷹野と田岡に、山下を救えを言う指令が下り、2人が助けに行くところから映画は始まりますが、この攻防アクションがどえらい迫力!!

↓の動画の17分50秒当たりから実際の映画の冒頭を見ることができます。

トム・クルーズのミッションインポッシブル?と思うくらいのアクションがずっと続くので、最初から最後までハラハラドキドキしっぱなしです。

列車を貸し切りで走らせたり、高速道路を封鎖したり、大爆発を起こさせたりというのは、ブリガリアだからこそ実現できた演出とのこと。

羽住監督がほれ込んだブルガリアの荒廃した街並みなどの魅力もふんだんに取り込まれているのは、実に映画ならではですね。

撮影の半年前からトレーニングを積んでいたという藤原竜也さんと竹内涼真さんの出来上がった肉体美も、スタントマンなしで撮影されたアクションシーンも、見どころ満載です!

『太陽は動かない』だけでなく『森は知っている』も一緒に映画にすることで、物語は意外な結末へと向かいます。

これは原作にはないストーリーなので、ぜひ劇場でごらんください!

ドラマ『太陽は動かない -THE ECLIPSE- 』

映画と同じキャストとスタッフで、映画と同時に撮影されていたドラマ。全6話でWOWOWで放送されていました。

完全オリジナルストーリーですが、『森は知っている』と『太陽は動かない』の間の時期を描いたもので、物語は映画へと続いていきます。

政治色の濃いストーリーですが、産業スパイとして暗躍するAN通信エージェントの仕事ぶりや、人間らしい鷹野や田岡が余すことなく描かれています。

AN通信とはどのような組織でどのような仕事をしているのか、鷹野の田岡の出会いや2人の関係性などを描いていて、映画を見る前に見ておくとおもしろさは倍増すると思いますよ!

藤原竜也×竹内涼真「太陽は動かない」写真集

映画とドラマで、体を張ったアクションを繰り広げる藤原竜也さんと竹内涼真さん。

2人の撮影現場に密着した秘蔵の写真だけでなくオフショットもあり、128ページ全てが2人で埋め尽くされているファン必見の写真集です!

藤原竜也×竹内涼真 写真集
1980円

主題歌 King Gnu『泡(あぶく)』

「泡のような 儚いこの世界に乾杯」と作詞・作曲の常田大希さんがコメント。

運命に抗いながら、必死で生きることの尊さを描いた、映画にぴったりの主題歌です。

MV内では森山未來さん迫真のパフォーマンスが繰り広げられます!一見の価値ありです!

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