映画『ミステリと言う勿れ』原作漫画のあらすじとネタバレ

菅田将暉さんが演じた久能整くんが帰ってきました!ドラマで描かれたのは、1~7巻なのですが、その中でも最もおもしろい「広島編(2~4巻)」が映画になりました。

ドラマでも整くんにとって特別な雰囲気をかもしだしていた我路くんに導かれるように広島へと向かった久能整。待っていたのは殺し合う一族、狩集家の遺産相続問題でした。

整節は絶好調、狩集家のメンバーはまさに豪華キャスト。ミステリでありながら家族の愛を描いた素敵な映画です!

【主なキャスト(敬称略)】
菅田将暉:久能整
原菜乃華:狩集汐路
町田啓太:狩集理紀之助
萩原利久:波々壁新音
柴咲コウ:赤峰ゆら
松下洸平:車坂朝晴

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映画化されるのは「広島編」

現在進行形の田村由美さんの大人気漫画『ミステリと言う勿れ』。月9ドラマで菅田将暉さんが久能整(くのうととのう)を演じてさらに話題となりました。

その続編として今回映画化されるのは、原作漫画では2~4巻(episode4)の「広島編」と呼ばれる物語です。

もちろんこの「広島編」だけでも物語が成立しているので、映画だけ見ても楽しんでいただけると思います。ただ、このシリーズのおもしろさは何と言っても久能整くんのキャラにあります。

また、この「広島編」の原作漫画では、犬童我路は名前だけで姿は現しませんが、我路は整にとっては特別な存在なので、ぜひ押さえておきたい人物です。

ドラマまたは原作漫画で、ぜひ「広島編」の前の物語を見てくださいね!

ドラマ『ミステリと言う勿れ』視聴方法は?

では、ドラマ『ミステリと言う勿れ』はどこで見れる?ってなりますよね。

ドラマ『ミステリと言う勿れ』全12話はフジテレビの月9ドラマだったのでFODで見ることができます。amazon primeにはFOD PREMIUMと同じ月額料金(976円)でFODを楽しめる「FOD Channel for Prime Video」というサービスがあります。

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原作漫画『ミステリと言う勿れ』あらすじ

バスジャックに遭い見逃してしまった「印象派展」が、東京の次は広島で開かれると犬童我路から聞き、久能整は広島に行くことにした。

広島に着き無事に「印象派展」も鑑賞できて、平和記念公園を歩いていた整の前でいきなり女性が2人の男に絡まれ始めた。女性は整に助けを求めたが、整は芝居だと見破り断った。

整はその女性が新幹線で後ろの席に座っていたことや広島に着いてからもずっと整のあとをつけていたことに気付いていたのだ。

女性は狩集汐路(かりあつまりしおじ)といい我路から整を推薦されたと語った。これから祖父、狩集幸長の遺言状が開示されるので一緒に来てほしいと言う。

面倒なことには巻き込まれたくない整だったが、我路の名前が出たことで首を突っ込んでしまうことになった。

集まったのは幸長の孫である汐路、狩集理紀之助(りきのすけ)波々壁新音(ははかべねお)赤峰ゆらの4人と、顧問弁護士の車坂、顧問税理士の真壁

幸長の実子4人は全て亡くなっているため、孫のうちの1人に全財産を相続させるとのことだ。

条件は伴侶を同席させることと、それぞれに与えられた蔵において「あるべきものをあるべき所へ 過不足なくせよ」という課題を達成すること。

理紀之助には「明聡の蔵」、新音には「忠敬の蔵」ゆらには「温恭の蔵」、汐路には「問難の蔵」の鍵が渡された。

汐路が言うには狩集家の遺産相続では毎回死人が出ているらしい。また汐路たちの親にあたる幸長の子は、汐路が8歳のとき4人いっしょに事故で亡くなったとのことだ。

翌朝、早速それぞれが蔵の中を調べることになった。汐路の「問難の蔵」には人形が9体あった。

新音の「忠敬の蔵」には宮島焼の本物と偽物の器が、理紀之助の「明聡の蔵」には古い鎧や屏風、錆びた刀が、ゆらの「温恭の蔵」には座敷牢があった。

汐路の頭の上に植木鉢が落ちてきたり、ゆらが蔵に閉じ込められたり、階段に油が塗られていて理紀之助と新音が落ちたり、整が車にひかれそうになって川に落ちたり…不穏な出来事が続く中、汐路の親たち4人も何かを調べていたことがわかってきた。

汐路と整は「問難の蔵」を再度調べて、床の隙間から「鬼の集(つどい)」という演劇チケットを見つけた。

汐路と整は9年前に上演された舞台「鬼の集い」の主宰者を訪ねた。その脚本を書いた人物は自殺しており、映像や脚本など記録となるものは全て弁護士と名乗るものが持って行ってしまったとのことだ。

脚本を書いたのは、幸長のいとこで幸長のお世話をしていたマリの弟、宝田完次だった。完次は役者志望で金に困っては蔵から金目の物を勝手に持ち出していて、あるとき古い巻物を見つけたと言っていたらしい。

「鬼の集」の物語に沿って、蔵の床下を掘ってみると多数の人骨が出てきた。

ゆらは蔵の中で見つけていた手帳をみんなに見せることにした。それは汐路の父の手帳で、汐路の父親たちは逃げ延びた本当の狩集家の子孫である女性を探そうとしていたことが書かれていた。

そして遂にその女性を見つけ出し、4人で会いに行こうといている時に事故に遭ったようだ。女性の詳しい情報が入ったUSBメモリの存在がわかったが、それもどこにあるかわからない…。

整は「USBのありかがわかった」と言って、皆を集め話した。

整たちがある家で待っていると、そこにやってきたのは車坂弁護士の孫、車坂朝晴だった。しかもその家に灯油をまいて火を点けようとしていた。

全ての出来事の真相は?

「鬼の集」とはどんな話?
昔3匹の鬼が棲んでいた。鬼のボスは明るい色の巻き髪に白い肌という異人のような容姿。

3匹の鬼は人のふりをして農家に雇われていたが、主人の家に押し入り若嫁以外の全員を惨殺して、主人家族に成り代わって生きていくことにした。

殺した人々は敷地内に埋め、その上に4つの蔵を建てた。そのうちの一つには座敷牢を造り、若く美しい嫁を閉じ込め弄んでいた。

主人夫婦の幼い娘だけが使用人の手によって逃がされていたため、鬼たちは必死で探したが、見つからなかった。

いつか娘が復讐しにくるのではないかと考え、鬼は自分の遺伝子を受け継ぐ明るい巻き髪と白い肌を持った子孫を殺していくことに決めた。

3匹の鬼の子孫は、恐怖におびえながら今でも生き続けている。

汐路たちを襲った出来事は?
汐路による自作自演だった。

汐路の父親たち4人が事故に遭ったとき、車の運転をしていたのは汐路の父だった。

大好きな父のいねむり運転で4人全員が死んでしまったことが受け入れられず、昔から遺産相続争いで殺し合うような一族だと思い込ませるためにやったのだった。

整が車でひかれそうになったのは、整を邪魔だと感じた車坂弁護士の仕業だった。

事件の真相は?
「鬼の集」に描かれていた物語はかつて狩集家に本当にあった話だった。

3匹の鬼は本家の狩集家、顧問弁護士の車坂家、顧問税理士の真壁家として存続しており、逃げ延びた少女の復讐を今でも怖れていた。

そのため、整が嘘のUSBのありかを教えると、車坂朝晴はUSBに保存されていた人物を殺そうとしたのだった。

明るい巻き髪で白い肌の狩集家親族を殺していくということも代々行われており、汐路の父は車坂朝晴に睡眠薬入りのジュースを飲まされ、兄弟姉妹4人の乗った車は交通事故に遭ったのだった。

探していた少女は?
本物のUSBは汐路の父親が大切にしていたアメジストの中に隠されていた。

少女の子孫は秘密を洩らさないように、逃げるときに家から持って出た日本人形を大切に受け継いでいた。

真実にを知った汐路たちの父親は、こんな相続争いは自分たちの代で終わりにさせたいと語っていたと言う。

映画の見どころと原作との違い

ドラマから引き続き整くんの考察は炸裂しまくりで最後まで飽きさせません!しかも原作に忠実に映像化されていますので、原作ファンにもたまらないと思います。

原作では『広島編』に我路くんや大隣署の人たちは一切登場しないのですが、サービスショットありますよ~。これ絶対まだまだ映画かドラマ続くでしょっていう登場のしかたなので、これから先も楽しみになりますね。

汐路と我路くんが親しい間柄だということもわかったし、原作漫画はまだまだ続いているし、ワクワクが止まりません!

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現在進行形の漫画、最新刊は13巻です。
2024年2月20日時点の情報となります。 オフィシャルサイトにて必ず最新の情報をご確認ください。

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