女だからという理由でバンドをクビになった西条朱音。そこへバンドのドラムとして加入してほしいと依頼してきたのは、大好きなギタリスト・高岡尚が新しく参加することになったバンドだった!
あと2人のメンバーは、天才音楽家のベース・藤谷直季と職人技キーボードの坂本一至。
デビューに向けて二転三転のトラブルを乗り越え、メンバーはついにその実力をお披露目することとなった。演奏するのは直季が17歳の時に作った「グラスハート」。
佐藤健さんが10年前から温め続けていたこの企画。佐藤健さん自身が主演・共同エグゼクティブプロデューサーとしてNetflixでドラマ化され全世界に配信されることが決まりました。
【主なキャスト(敬称略)】
佐藤健:藤谷直季
町田啓太:高岡尚
志尊淳:坂本一至
宮﨑優:西条朱音
菅田将暉:真崎桐哉
https://twitter.com/NetflixJP/status/1762613698009674063
『グラスハート』のあらすじ
高校2年生の西条朱音(あかね)、女性の音はいらないとバンドをクビになった。
なんとなく家で落ち込んでいると、家の電話が鳴り、朱音が出ると意味不明なことを言ってすぐに切れた。再び鳴る電話を取ると今度は「西条朱音さんですか」と聞こえた声が大好きなギタリスト・高岡尚(しょう)の声だった。朱音は興奮しすぎて電話を切ってしまった。
3度目にかかってきた電話に出ると、坂本と名乗る男性からメジャーデビューが決まっているバンドでドラムを叩いてほしいと言われた。何も情報がなく嘘なのか本当なのかもわからないまま、翌日渋谷で会うことになった。
音楽ライターをしている母のモモコに調べてもらうと、14歳で彗星のごとく現れた天才音楽家の藤谷直季、朱音が大好きなギタリストの高岡尚(しょう)、新人の坂本一至(かずし)の3人が新しいバンドを作るという。
翌日、朱音は待ち合わせの時間前に某有名楽器店で坂本一至に会った。キーボードに関するうんちくもキーボードテクニックもただ者ではなかった。
待ち合わせ場所に向かおうと朱音と一至が店を出ると、いきなり近付いてきた背の高い男性に一至が殴られた。なんとその男性は一至の兄・雄一だという。
女性が喧嘩を止めに入ってきたので、一至は朱音の手を握って一気に走り出した。止めに入ったのは一至の母親だった。
一至は都内の有名中高一貫校の高校3年生になっているはずの年だが、中学校に入学してから不登校。努力を重ねて医学部に入学した雄一は好き勝手なことをしている一至のことが気に入らないらしい。
学校に行かずに作った曲をあるオーディションに送ったところ藤谷直季から一緒にバンドをやろうと誘われたとのこと。2か月間大量のデモテープを聞いて自分たちの望みの音を出している朱音を見つけてドラムにスカウトしたのだと説明した。
そこへ一至の母親が追いついてきて、音楽はやめて学校に通ってほしいと泣きながら訴えてきた。朱音は思わず絶対に有名になると宣言した。
朱音と一至は大慌てで待ち合わせの場所に向かったが、結局2時間経っても直季と尚は現れなかった。一至が電話をかけてみると、直樹と尚は約束のことはすっかり忘れて2人で曲のアレンジに夢中になっていた。
結局朱音は挨拶などもなくなしくずし的にバンドメンバーになったのだった。
事務所のマネージャー・甲斐弥夜子が朱音の加入に難色を示したので、バンドはプロモーションを打って実力を見せることにした。
そのプロモーションというのは、よりにもよって尚がほんの少し前まで助っ人ギターで参加していたバンド「Z-アウト」のコンサートの前座だという。
直季に連れられて行ったライブハウスで朱音は「オーヴァークローム(オーヴァーサイト・サイバナイデッド・クローマティック・ブレイドフォースの略)」の真崎桐哉(とおや)と会った。
桐哉から「直季は天才だからつぶすな」と言われ、思わず「野望があるから!」と叫んでしまった。ちょっと喧嘩腰になりかけて、突然直季は部屋を出ていってしまった。
朱音は慌てて追いかけたけれど直季の姿はどこにもない。すると「オーヴァークローム」のライブを聞きに来ていた一至に声をかけられた。直季の機嫌を損ねたかもしれないと心配したが、少し歩いた先でガードレールに寄りかかっている直季を見つけた。
直季は「曲ができた!」と言い、朱音を置いて帰ったことなど全く意に介していないようだ。そして、ライブは20日後だというのに尚はギターのレコーディングでニューヨークへ飛んでしまった。
尚が帰ってきて、やっとバンドの練習が始まった。ライブでは3曲演奏する予定だが、その3曲目に尚は「グラスハート」をやりたいと提案した。「グラスハート」は直季が17歳の時に作った曲だ。
朱音はアレンジのしかたがよくわからなくて、一至と一緒に直季の家に行った。「グラスハート」のアレンジは難航しているようで、バンド内の空気も危うい感じになってきた。
突然、直季がシンセサイザーを床にたたき落とした。直季のメンタルも限界を迎えているようだ。それでもバンドのみんなは直季と音楽をやりたいと思っていた。
眠れない夜を過ごしていると、午前4時ごろ朱音の家の電話が鳴った。出ると一至だった。直季はもう一台シンセサイザーを壊して部屋を出ていったきり、どこにいるのかわからなくなっていた。
朱音が直季の部屋に行ってみると、桐哉がやってきた。桐哉は尚に対して喧嘩腰だった。このままだと本当に喧嘩になると思ったその時、突然直季が帰ってきた。アレンジが完成したと言って…。
直季は雨の中をずっと歩いていたらしくずぶ濡れだった。それから直季の指示で一至がシンセサイザーに曲を打ち込んでいく作業が始まった。神がかり的な2人の天才を目の前にして朱音は興奮した。
直季が突然ばたんと倒れ、熱を測ると39.6度だった。
直季は発熱で意識がもうろうとしながらライブ当日を迎えた。楽屋を出たところで朱音は桐哉に会った。桐哉によると「グラスハート」は直季が17歳の時に一緒に音楽をやっていた人に盗られたのだという。だから直季は昔と同じには演奏したくなかったのか。
突然、朱音は桐哉からキスをされた。こんなことで心乱されてたまるか。
本番が始まった。直季が途中でフラフラになり立っていられなくなりかけたのを、直がギターを一至がショルダーキーボードを抱えて演奏しながら両側から支えていた。
朱音はドラムを叩きながら3人を羨ましい気持ちで見つめた。それが「テン・ブランク」の始まりのステージだった。
ドラマの見どころと原作との違い
一番の見どころは何といっても実際のバンド演奏です!
音楽に関してだけは天才という一癖も二癖もあるミュージシャンを演じる訳ですから、魅せるテクニックも半端ないはず。
佐藤健さんが直々に声をかけて集まったキャスト陣は、名前を見ただけでワクワクが止まりません。日本から世界を席巻するようなドラマを!という意気込みそのものが形になったバンドは、見た目も素晴らしいことは言うまでもありませんね。
そして見目麗しく天才肌の音楽家たちは、例外なく人間としてはある意味壊れたポンコツ揃いです。唯一まともな朱音とのやり取りは、時に面白くぶっ飛んだものになるに違いありません。
「俳優人生を全てかける」と言い切った佐藤健さんの集大成とも言える『グラスハート』。日本からスーパースターが現れる瞬間をぜひ見届けなくては!
『グラスハート』を電子書籍で!
【2024年4月1日時点の情報となります。 オフィシャルサイトにて必ず最新の情報をご確認ください。】
ebookjapanで初めてログインする方は70%OFFクーポン配布中(6回利用可)!
U-NEXT | 1320円 |
amazon prime | 1294円(Kindle版) 1320円(紙の新書) |
漫画全巻ドットコム | 1320円 |
ebookjapan | 1320円 |
Booklive | 1320円 |
コミックシーモア | 1320円 |
honto | 1320円 |
dブック | 1320円 |
Amebaマンガ | 1200pt |