映画『ドライブ・マイ・カー』最高のキャストで紡ぐあらすじは?

村上春樹さんの珠玉の短編小説『ドライブ・マイ・カー』が濱口竜介監督の手によって映画になります。

妻に秘密を持ったまま先立たれ、死後何年も喪失感にさいなまれ続ける男・家福を西島秀俊さんが熱演します。

『スパイの妻』の脚本を手掛けて国際的な評価も高い濱口監督が是非にとほれ込んで長編映画にしたとか。

原作は、妻に先立たれ未だ心にぬぐい切れない気持ちを引きずっている孤独な男・家福が、専属として雇うことになったみさきという若い女性ドライバーと車の中で会話をするだけの短編小説です。

映画では、会話の中の人物が実際に言葉を紡ぎドラマをくり広げていきます。

家福とみさき、孤独な2人が希望を見出すまでの、心揺さぶるヒューマンストーリーです。

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珠玉のキャスト

家福(かふく)悠介:西島秀俊

妻のことを心から愛していて、妻がある秘密を抱えていることに気付きながら、妻との平穏な生活を失うのが怖くて気付いていないふりをして生きてきました。

妻が亡くなって今なおその秘密に囚われ、消えるどころか喪失感にさいなまれています。

渡利みさき:三浦透子

運転技術は確かで、信頼のおける家福の専属ドライバー。みさきもまた孤独を抱える人間でした。

前面に出てくるわけではないけれど、芯があり存在感のある女性。

高槻耕史:岡田将生

物語を大きく動かしていくキーパーソンです。

家福音:霧島れいか

原作では家福の思い出話の中にしか出てこない妻ですが、映画では妻との生活が描かれるんですね。

何の不満もないと思われた結婚生活のはずなのに…。彼女が求めていたものは何だったのでしょう?

映画のあらすじは?

舞台俳優兼演出家の家福悠介。脚本家の妻とは愛し合いうまくいっていると思っていました。

しかし彼女は、悠介に大きな秘密を抱えたまま亡くなってしまいました。

2年後、悠介は演劇祭で演出を任され、愛車のサーブで広島に向かいます。

そこで出会った女性の専属ドライバーの渡利みさき。みさきもまた事情を抱える孤独な女。

寡黙で信頼のおけるドライバーのみさきと繰り返される車の中での会話は、モヤモヤした喪失感にとらわれている悠介にとってある種の心地よさを感じさせるものでした。

そして目を背け続けてきたあることに気付かされていきます…。

孤独な男と孤独な女が希望をつないでいく物語。

映画の見どころは?

原作小説は短編なので、映画ではかなりストーリーが膨らんでいます。

原作では家福がみさきにひたすら身の上話のようなことをしていくのですが、映画では妻との生活も描かれるし、妻を亡くしたあとの家福の生活も描かれていきます。

原作小説の中では平面的で白黒だった人物が、まるで色を与えられて動き出すような感じがします。

それでも濱口監督が引き込まれていった村上春樹ワールドはきっとそのまま残っているはず!

妻の秘密に気付きながら、何の行動も起こせなかったことを後悔しているのか、とにかく全く立ち直れないでいる男。

いろんな気持ちが入り交じり、また感情の浮き沈みが激しい難しい役どころを演じるのは西島秀俊さん。

愛妻家でありながら心の闇を持つ翳のある男が一番似合う俳優さんかも!

西島さんの村上ワールド、めっちゃ期待しています!

原作のサーブは”黄色”なんだけど、どうやら映画の中のサーブは”真っ赤”なのね。

 

 

 

 

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