『かそけきサンカヨウ』ってどういう意味?映画のあらすじは?

「サンカヨウ」というのは花の名前です。雨に濡れると透明になる神秘的な花。

幼い頃に別れた母とのたった一つの思い出は「サンカヨウ」の花。陽(よう)はその思い出を大切にしていました。

お父さんの再婚で、高校生の陽にある日新しい家族ができます。新しいお母さんの美子さんと4才の娘のひなたちゃん。

なんだかちょっと居心地の悪さ感じている陽は、自分を産んだ母親の個展を見に行く決意を固めます。

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『かそけきサンカヨウ』ってどういう意味?

かそけき”は”幽けき”と書きます。”幽けし”という古語が活用した形で、読んで字のごとく「消えてしまいそうなくらい淡い、ほのかな様子」を表す言葉です。

「遥かな」という意味の「はるけき」と同じ使い方ですね。

”サンカヨウ”は”山荷葉”と書き、植物の名前です。

限られた地域の冷涼な高地に生息する植物で、5~7月に1週間ほどしか花を付けないので、花が咲いているところを見るのは難しいのだそうです。

サンカヨウの花は、直径2センチくらいの白い花。それが雨に濡れると透明になるという、とても神秘的な様相をを見せるのです。

「かそけきサンカヨウ」って雨に濡れてうすく透明になっている花のことを差しているのでしょうね。

気になるキャストは?

国木田陽:志田彩良

父子家庭に育ち「早く大人にならざるを得なかった」と謳われるとおり、物分かりがよく真面目で利口な女の子です。

話題の「ドラゴン桜」で秀才の麻里ちゃん役を演じている彩良ちゃんが、またまた優等生の女子高生役です。

清原陸:鈴鹿央士

陽とは中学生のときからの友達で、高校では同じ美術部に所属しています。

こちらも「ドラゴン桜」で憎たらしい藤井くん役で出演。ドラゴン桜コンビ最強だわ!

広瀬すずちゃんの推薦でエキストラから俳優に抜擢された実力は『蜂蜜と遠雷』で証明済ですね。

国木田直:井浦新

陽のお父さん。陽が幼い頃にお母さんと離婚して、陽を育ててきました。

美子さん(菊池亜希子)と再婚して4才のひなたちゃんと共に新しい家族として迎えることを決意します。

佐千代:石田ひかり

陽を産んだお母さん。

お母さんは絵を生業としています。陽もお母さんに憧れて、ぼんやりではありますが絵を描く仕事をしたいと思っています。

映画のあらすじは?

幼い頃に母親が出ていってから、陽は小学生になるころには一通りの家事もできるしっかり者で聞きわけのいい女の子に育ちました。

長らく陽と父との2人暮らしだったところに、美子さんという新しいお母さんとその娘のひなたちゃんという4才の妹が仲間入りすることになります。

美子さんはいい人だし、ひなたちゃんはかいじゅうみたいで可愛いんだけど…、なんだかモヤモヤして落ち着かない日々…。

お父さんには内緒で密かに実のお母さんの情報を検索したりしている陽は、美術部の友達・陸くんと一緒に実のお母さんの個展に訪れてみることにします。

そこには、陽の中に唯一残っている母との思い出の花「サンカヨウ」の絵がありました。

映画の見どころは?

原作は短編小説です。それだけで映画を作ろうと思ったら全然エピソードが足りないので、きっと映画オリジナルのエピソードが追加されるのでしょう。

陽が同じ美術部の陸くんにだけ、新しい家族との生活で感じるもやもやした気持ちを打ち明けたり、実母の個展についてきてもらったりします。

原作を読みながら陽と陸くんがお互いどこかで分かり合えていい距離だなぁと感じていましたが、結局原作では2人の関係はいい方向に向かうんだろうなぁと予感させる終わり方。

映画では「恋なのかな」という淡い感情が描かれているようなので、陽と陸くんの関係を見られるのはすっごく楽しみです♪

そしてたぶん、陸くんも心の中に何かを持っている感じがする…。

悩める若者が葛藤しながらも成長し、家族と折り合いをつけて自分の居場所を見つけていく物語。

最後はほっこり温かい結末になるんだと思います。

主題歌 崎山蒼志『幽けし』

崎山蒼志さんが映画のために書き下ろした楽曲です。さりげない日常を切り取ったような、そんな素敵な曲なのだそうです。

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