映画『ムーンライト・シャドウ』優しさに包まれた物語、あらすじは?

4年間付き合った最愛の恋人がある日突然帰らぬ人になってしまったら…。

大切な人が死んでしまうという悲しみのど真ん中を描いた作品ですが、ただ悲しいだけではなく、温かさや優しさをふんわりとまとった物語です。

原作は吉本ばななさんの初期の名作『ムーンライト・シャドウ』。

現実なのか夢なのかよくわからないようなふわふわした感じと、悲しみを秘めた影をもつヒロイン・さつきを演じるのは小松菜奈さん。

吉本ばななさんの優しい世界にぴったりですね。

スポンサーリンク

珠玉のキャスト

さつき:小松菜奈

強く美しく、そして悲しみの中に生きる女性…さつきを演じられるのは小松菜奈さんしかいないとエドモンド・ヨウ監督が大絶賛です。

意外なことに長編映画単独初主演なんですね。

さつきの恋人だった等(ひとし)、等の弟の柊(ひいらぎ)、柊の恋人のゆみこ、そして謎の女性うららのキャスティングの発表が待ちきれないくらい楽しみです。

映画のあらすじは?

さつきには高校2年生の時から付き合っている恋人、等がいました。

ケンカもしたし小さな浮気もあったし、おおよそどのカップルも経験する数えきれないほどの出来事を積み重ねてきました。そしてその年月はこれからも続いていくものだと思っていました。

それなのに…。等はある日、弟の柊の彼女・ゆみこを車で送って行く途中で事故に遭い、ゆみこと共にさつきの元からいなくなってしまいました…。

それからの日々はさつきにとって、自分の心がどこか遠いところへ行ってしまったかのように…息の根が止まるくらいに苦しいものでした。

最後に等と会ったのはいつもの橋の上。

さつきは眠れない夜を過ごすと明け方には決まってジョギングをしました。熱いお茶を水筒に入れて持っていき、その橋の上で飲むことが日課になりました。

そこで「うらら」と名乗る一人の女性と出会います。「もうすぐここで100年に1度の見ものがある。」といううらら。

うららと出会ったことも現実だったのか、幻だったのか…。「100年に1度の見もの」が見られたとして、それにどんな意味があるのか…。

映画の見どころは?

最愛の恋人が、ある日突然交通事故で亡くなってしまったら…。

この世の終わりに匹敵するくらい辛くて、これから先どうやって生きていけばいいのかとさえ思ってしまうと思います。

主人公のさつきも、なぜ自分がそんな運命を背負うことになったのか、神様のバカヤロウと叫びながら、生きているのかどうかわからないような毎日を過ごしています。

それだけだとただの暗く悲しい物語なのですが、この物語は時間をかけて心を温めながら再び顔をあげて歩き始める女性を描いた物語なのです。

現実なのか幻なのかわからないような、なんだかふわふわしたものに包まれているような温かい物語なのです。

原作は短編小説なので、映画にするにあたってきっと様々なエピソードが付け加えられているのではないかと思います。

きっと吉本ばななさんの世界そのもののような、優しく寄り添ってくれるような物語になっていることでしょう。

スポンサーリンク