原作漫画『マイ・ブロークン・マリコ』衝撃のあらすじ

シイノトモヨは食堂のテレビのニュースで親友の死を知った。大量の睡眠薬を飲んでの4階ベランダからの転落…それって自殺ってこと…?

先週会ったときにも悩んでいる様子に見えなかったのに。

マリコはトモヨにとってなくてはならないたった一人の親友だった。マリコもトモヨのことを心から信頼し、頼っていた。

トモヨはマリコを虐待していたマリコの父親からマリコの遺骨を救い出すことにした。そして強奪したマリコの遺骨とトモヨの、二人旅が始まった。

親友の遺骨を持って旅に出るという衝撃の問題作。泣いて叫んでボロボロになったトモヨがたどり着くのは…。

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衝撃のあらすじは?

シイノトモヨが外回りの途中で寄った食堂のテレビが告げた衝撃のニュース。たった一人の親友のイカガワマリコが死んだ。

自宅マンションの4階のベランダからの転落死。マリコは大量の睡眠薬を服用していたらしい。

先週も会ったのに…。なにもおかしな様子は感じなかったのに…。

トモヨは大切なマリコを救い出す決心をした。

マリコが小学生だったとき母親は出ていき、それ以来マリコは父親の奴隷のように扱われ激しい暴力を受けていた。

マリコが高校入学したのをきっかけに母親が家庭を立て直そうと戻ってきたが、父親がマリコを強姦したことで再び家族は崩壊してしまった。

父親がタムラキョウコという女性と4年前に再婚し、生活は少しだけ人間らしいものになってはいたけれど、こんな父親に弔われてマリコが嬉しいはずがない。

かつてマリコが父親と住んでいたアパートに乗り込んでいくと、トモヨはマリコの遺骨を奪った。怒り狂う父親に向かって持ってきた包丁を振りかざし、トモヨはマリコの遺骨を抱いて裸足で窓から飛び出して逃げた。

トモヨはマリコと交わした会話と、マリコからもらったたくさんの手紙を思い出していた。ふたりで海に行こう。いつか2人で話した光景がよみがえった。

まりがおか岬。

トモヨはマリコの遺骨を抱いて夜行バスに飛び乗った。

寝不足の頭とバキバキの体を引きずって、ようやくたどり着いたまりがおか岬。着くなりバイクのひったくり犯にリュックを奪われ無一文になったトモヨの手元に残ったのはマリコの遺骨だけ。

たまたま通りかかった親切な男性マキオが5000円札を1枚くれたけれど、トモヨは呑んだくれて道端でマリコの遺骨を抱いて野宿してしまった。

目が覚めるとマキオがそばに立っていた。「自分を大切に」などというありきたりな言葉をかけられ、自分もマリコにそんな言葉をかけたことがあったけど、結局マリコを助けることができなかったことを思い知っただけだった。

なんで何も言ってくれなかったのかと泣き叫びながら、トモヨは自分も死んでやると崖の上の柵を乗り越えようとしたとき、どこからか「助けて!」という声が聞こえてきた。

ひったくり犯に追いかけられる女の子が見えて、トモヨはその子が一瞬マリコと重なり、なんとしても助けなければと思った。

フルフェイスのヘルメットをかぶった男の顔にマリコの骨壺で渾身の一撃を食らわせると、マリコの遺骨は風に乗って流れていき、トモヨは崖の下に真っ逆さまに落ちていった。

意外にもトモヨは捻挫だけという軽いけがですみ、偶然捕まえたひったくり犯はトモヨのリュックを奪った奴だったので、現金以外の荷物は返ってきた。

家に帰るとタムラキョウコさんからマリコんちで脱ぎ捨てていったパンプスが届けられていた。そこには「シイちゃんへ」と書かれたマリコの手紙が同封されていた。

『マイ・ブロークン・マリコ』の感想

正直初めての体験というか、すごい漫画でした。

何というか…、実際に経験したこともないし目の前で経験している訳でもないのに、トモヨの心の震えに自分の心も共鳴してしまうような感じ。

マリコにとって味方はトモヨしかいなかったのに、トモヨにとってもマリコがかけがえのない存在だったのに、自殺する親友を助けられなかった…。

遺骨を奪うなんていうめちゃくちゃな行動に出るトモヨですが、マリコの遺骨を抱いて、泣いて叫んで酒に飲まれて自分も死にたくなるくらいボロボロになって、そこまでいかないと親友の死というのは自分の中で消化しきれなかったのでしょうね。

トモヨに声をかけてくれたマキオは、自分もかつて死にたくなったことがあったからトモヨの気持ちが手に取るようにわかったのかな。

ボッロボロのトモヨに「大丈夫に見える?」と聞かれて「大丈夫に見えます」って、こんな優しさもあるんだぁって、心震えました。

決してきれいなだけじゃない人間の弱さをも鮮明に描いた平庫ワカさんの表現力も素晴らしかった。

最後の手紙には何が書いてあったのかな。トモヨの「うん」が心を少しでも軽くしてくれる「うん」であってほしいなぁ。余韻も半端ない…。

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