映画『シャーロック劇場版 バスカヴィル家の犬』衝撃のあらすじ

ドラマ『シャーロック』で華麗な推理を見せた犯罪コンサルタント・誉獅子雄とその相棒・若宮潤一が映画となって帰ってきました。

原作は世界的にも名高い名作、100年以上前に書かれたシャーロック・ホームズシリーズの最高峰とも言われる『バスカヴィル家の犬』です。

資産家である蓮壁家の主人が、謎の死を遂げました。そこは「魔犬の伝説」が存在する瀬戸内の離島、霞島。

蓮壁家をめぐる人物は何かを隠し、全員が嘘をついている…。誉獅子雄と若宮潤一はそれぞれに手を尽くし、真相へと近づいていきますが…。

原作の世界観を踏襲しながら、現代風に新しく構築された珠玉のミステリーの誕生です!

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ドラマから続く最強キャスト

凸凹コンビではなく「スマート」で「ワイルド」をコンセプトに仕上がった最恐のバディ。ドラマでは獅子雄に若宮が振り回されている感が強いのですが、映画では別行動が多くそれぞれに活躍します!

誉獅子雄(ほまれししお):ディーン・フジオカ

天才的な推理力と観察眼で警察からも頼られる自称犯罪コンサルタント。原作のシャーロック・ホームズに当たります。

映画では描かれませんが、バイオリンの腕もボクシングの腕もプロ級というのは原作を踏襲。

常に自信満々の獅子雄がこの度の事件では新しい一面を見せることになります。

若宮潤一:岩田剛典

訳あって精神科医をやめることになり、獅子雄が勝手に部屋に転がりこんできて、図らずも獅子雄の探偵業を手伝うことに。原作のジョン・ワトソンに当たります。

映画のあらすじは?

資産家の蓮壁千鶴男(はすかべちづお)から若宮潤一のところに娘の誘拐事件について調べてほしいとの依頼が入る。

1か月ほど前に娘・紅(べに)が誘拐され、千鶴男は1000万円を霞島の蓮壁家の墓地にある黒犬の像まで持ってくるように指示された。

千鶴男は1000万円を持っていったが結局犯人は現れず、紅は無事に帰宅した。犯人は何がしたかったのか腑に落ちないのだと言う。

ところが獅子雄と若宮とリモートで話をしている途中で千鶴男は突然死亡した。死因は狂犬病とのこと。

蓮壁家は瀬戸内の離島・霞島に蓮壁鉱山を所有しており莫大な財産を築き上げた資産家である。不可解な事件に引き寄せられるように誉獅子雄と若宮潤一は霞島へと急いだ。

霞島の邸宅には妻の蓮壁依羅(いら)と娘の紅(べに)、息子の千里(せんり)、執事の馬場杜夫が暮らしている。

霞島には「魔犬」伝説があり、千鶴男のスマートフォンには暗闇の中に赤い目の光る魔犬の画像が残されていた。

千里が父が財産と遺言状をしまっていた鉱山内の金庫に出向いていったが、翌朝遺体となって発見された。

死因は凍死だったが、千里のスマートフォンにも赤い目の魔犬の画像が残されていた。

資産家の一族が次々と命を落としていく…。犯人の目的は?次なる殺人の可能性は?

蓮壁家に出入りしている地震学者の捨井遥人は近々大地震が起こる危険があるのですぐにでも屋敷から引っ越すように助言しており、リフォーム業者の冨楽雷太朗子夫妻は度々蓮壁家を訪れていた。

明らかに嘘をついていたり何かを隠している様子の登場人物たち。

一歩ずつ真相にたどり着いていく獅子雄でしたが、痛恨のミスをしてしまったことに気付きます。

果たして隠された秘密とは何だったのか?魔犬の伝説とは?

ぜひ劇場でお楽しみください!

映画の前にドラマ『シャーロック」を!

ドラマは全11話+特別編から成ります。

獅子雄と若宮の出会いから、獅子雄が鋭い観察眼と洞察力で華麗な推理を繰り広げ、常に自信満々で余裕をかまして若宮を振り回す様子が描かれています。

映画だけでも単独で物語が成り立っているので充分に楽しんでいただけますが、映画では2人の関係がより対等になってきて、獅子雄が自分のミスに慟哭する姿も描かれるので、ドラマから見るとおもしろさは圧倒的に増しますよ!

『シャーロック』はフジテレビのドラマだったのでFOD PREMIUMで全作品見ることができます。

FODプレミアム

映画の見どころと感想

最初から最後まで気の抜けない、とても凝ったストーリーでした!

出てくる人出てくる人、もれなくみんな怪しくて、そうだったのか…と思ってから二転三転する展開はなかなか類を見ないおもしろさでした。

キャッチコピーの「その謎解きを後悔するー」とか「開けてはいけないパンドラの箱」という言葉の意味にたどり着くまでにはかなりの茨の道をたどることになります。

そしてそれは獅子雄にとっても言えることで、ドラマから一貫して自信満々の余裕の態度だった獅子雄が、真相にたどり着けていなかったことに気付いて「0点は俺だったか」と感情を爆発させるシーンは一種の山場とも言えます。

原作の『バスカヴィル家の犬』は100年以上前に書かれた作品であることと文化などの違いから、そのまま映画化することはできないとは思っていましたが、原作の「魔犬の伝説」をベースに現代風にアレンジしたストーリーは見事でした!

そして最後は、歩むべき道を間違えてしまった「家族の愛の物語」に涙することでしょう。

「バスカヴィル家」=「蓮壁家」ではあるものの、家族構成や出入りする人々も原作とは違っていて、当然仕込まれた「事件」「謎」といったものも原作とは全く異なるので、原作を読んでいてもネタバレはしませんし新たな物語として存分に楽しんでいただけるものになっています。

「片方の靴」「新聞の切り抜きの脅迫状」「ダートムーア」が原作ではどのように扱われているのか、気になる方はぜひ原作も!