ドラマ『岸辺露伴は動かない』無料視聴方法、あらすじとネタバレ

岸辺露伴はリアリティを追求するため、取材と体験を殊の外重んじる漫画家。

「ヘブンズ・ドア」という対象者の経験や感情を「本」にして読むことができるという特殊能力を持っている。

世の中の不思議な出来事、触れてはいけない出来事に興味を持ってしまうがゆえに、巻き込まれてしまうのは必然か…。

高橋一生さんが岸辺露伴を演じて話題になった『岸辺露伴は動かない』のドラマが『岸辺露伴ルーヴルへ行く』で映画化されることになりました。

映画だけ見てももちろん面白いこと間違いなしですが、ドラマからみると原作とはまた違ったキャラの味が生きてきて、面白さ倍増です!

【主なキャスト(敬称略)】
高橋一生:岸辺露伴
飯豊まりえ:泉京香
中村倫也:平井太郎(京香の恋人)

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ドラマ『岸辺露伴は動かない』の原作

高橋一生さんが岸辺露伴を演じた実写ドラマ版はⅠ期(3話)、Ⅱ期(3話)、Ⅲ期(2話)の全8話で構成されています。

富豪村 漫画『岸辺露伴は動かない』1巻
くしゃがら 小説『岸辺露伴は叫ばない』
D・N・A 漫画『岸辺露伴は動かない』2巻
ザ・ラン 漫画『岸辺露伴は動かない』2巻
背中の正面 漫画『ジョジョの奇妙な冒険
ダイヤモンドは砕けない』
六壁坂 漫画『岸辺露伴は動かない』1巻
ホットサマー・マーサ 単行本未収録
ジャンケン小僧 漫画『ジョジョの奇妙な冒険
ダイヤモンドは砕けない』

「岸辺露伴」というキャラクターそのものは、元々『ジョジョの奇妙な冒険Part4ダイヤモンドは砕けない』に出てきます。

つまり『岸辺露伴は動かない』は『ジョジョ~』のスピンオフという位置づけになります。

ドラマは『岸辺露伴シリーズ』の漫画や小説だけでなく『ジョジョ~』のエピソードも描かれていて、原作ファンをも絶対にがっかりさせない最高の仕上がりになっています!

主要キャスト

岸辺露伴:高橋一生

リアリティにこだわり取材と体験を重視する、頑固でわがままな漫画家。

ヘブンズ・ドア」という特殊能力を持っており、対象者を本に変えて、その人の過去の記憶や経験を読むことができます。

原作ではこの特殊能力のことを「スタンド」と呼びますが、ドラマでは「ギフト」と呼んでいます。

泉京香:飯豊まりえ

岸辺露伴担当の編集者。原作には「富豪村」「ホットサマー・マーサ」にしか出てきませんが、ドラマではフル出場です。

露伴先生とのいまいち噛み合わない会話が可愛くて面白くて、全体的に不穏な空気が流れるドラマにはなくてはならない存在!

ドラマ『岸辺露伴は動かない』のあらすじ

富豪村

漫画家・岸辺露伴の担当になった集明社の泉京香。交通事故で記憶を失った恋人の平井太郎を献身的に支えている。

太郎の情報によると、山奥に周囲から全く隔絶された「富豪村」と呼ばれる集落があるらしい。

富豪村の土地の所有者になると大成功を収め莫大な残さんを得られるという話だ。1区画だけ売りに出されたらしいが、土地を買うための条件は非常に厳しいものだということだ。

露伴と京香は真相を確かめるために富豪村へと向かった。

条件とは…「マナーを守ること」だった。

案内役の少年・一究に導かれ売主の自宅へと入っていった露伴と京香。試験は順調に進んでいるかと思われたが、京香がマナー違反を犯してしまった。

京香は再チャレンジを願い出た。再チャレンジの場合、マナー違反を犯すたびに大切なものを1つ失っていく。

京香は再度マナー違反をしてしまったために、愛犬と太郎の命が危険にさらされていた。

露伴は「ヘブンズ・ドア」と叫び、一究を本にして読み始めた。本には「相手のC心を読むことはマナー違反」と書いてあり、露伴の大事な右手は動かなくなってしまった。

万事休すかと思われたその時、一究は畳の縁を踏んでいた。露伴は一究の本に「畳の縁を踏む」と書きこんでいたのだ。

一究のマナー違反を指摘し、ひとつひとつ大切なものを取り戻していった露伴は京香とともに富豪村を後にした。

くしゃがら

露伴はカフェで同僚漫画家の志士十五と会った。十五は担当者から使用禁止用語のリストをもらっており、リストの中にあった「くしゃがら」という言葉の意味がわからないとわめきたてた。

十五は寝食も忘れ「くしゃがら」の意味を知ることに憑りつかれたようになっていった。

露伴が「ヘブンズ・ドア」を使うと、十五の本にはうごめく怪しい袋とじが存在していた。

露伴が「1か月の記憶を全て失う」と十五の本に書きこんだため、意識を取り戻した十五は「くしゃがら」のことをまるでなかったことのように忘れて帰っていった。

D・N・A

恋人の太郎の記憶を取り戻すために、京香は太郎を露伴に紹介した。

そのときたまたま通りかかった女性が抱いていた女の子が、急に太郎の服を引っ張ったために、太郎は倒れて頭を打ってしまった。

太郎に執着を見せる女の子に違和感を感じ露伴は京香とともに女の子の家を訪ねた。

女の子の名は真央。逆さ言葉しか話さず、真央の周りでは事故が多発することを気に病んでいた母親の片平真依は催眠カウンセラーと称する露伴に治療を頼んだ。

「ヘブンズ・ドア」で真央の本を読んだ露伴は「個性」だと言ったが、真依は簡単には受け入れられなかった。

無理矢理部屋から真央を連れ出そうとすると、真央は姿を消して外に逃げてしまった。

捜しに行くと真央は公園で太郎と遊んでいた。2人とも笑顔だった。

真央の父親は6年前、真央が真依のお腹の中にいるときに事故で亡くなっていた。太郎が事故に遭ったのも6年前。そのとき太郎は臓器提供を受けていた。

露伴が太郎と真依と真央の本を開くと、色鮮やかな仕掛け絵本のようなものが現れ、3人で一つの作品を作っているようだった。

ザ・ラン

露伴はジムでモデルの橋本陽馬という男と知り合った。

陽馬は次第に体を鍛えることに執着していき、居候している恋人の部屋も勝手にトレーニングルームへと変えていった。

陽馬はジムで露伴に対決を申し出たが、それに負けたことでさらに走ることへと執着していった。

走ることを邪魔するやつは恋人だろうと通りがかりの見知らぬ人だろうと次々に消していった。

陽馬は再び露伴に勝負を挑んだ。負けるとランニングマシンを止めることができず窓の外に放り出されて死ぬことになる。

露伴は「ヘブンズ・ドア」で陽馬の本に「リモコンは露伴のマシンに向けて押す」と書き込んで事なきを得た。

背中の正面

露伴から六壁坂の土地を売ってもらうために不動産屋の乙(きのと)雅三が訪ねてきた。

雅三は背中を見られるのを異様に嫌っており怪しげな動きをしていた。気になった露伴は鏡を使って雅三の背中を暴いた。

すると雅三の背中から何かが這い出してきて雅三は死んでしまった。雅三の背中から剥がれ落ちた何かは、今度は露伴の背中に憑りついた。

露伴は背中に憑りついたものを捨てるために、京香が調べてきた「平坂」へと行くことにした。

「平坂」には”かごめかごめ”が聞こえたときに振り向くと神隠しに遭うという都市伝説が存在していた。

露伴は背中に憑りついたものを振り向かせ、あの世へと送った。

六壁坂

妖怪伝説の残る六壁坂の取材に向かった露伴。六壁坂の正確な位置はわからない。

六壁坂村で出会った大郷楠宝子(なおこ)の本を読んで露伴は怖ろしい事実をしってしまう。

楠宝子は大学を卒業したら結婚することが決まっており、密かに付き合っていた庭師の釜房郡平に別れ話を切り出した。

楠宝子がもみあいになった郡平を突き飛ばすと、郡平は頭を打って死んでしまった。

婚約者の修一が訪ねてきて、慌てて郡平の遺体を隠す楠宝子。郡平の体からは激しく出血しつづけ一向に止まる気配がない。

楠宝子は郡平の体を天井裏に隠した。修一と結婚した後も楠宝子は毎朝一杯の水を郡平に与え流れ続ける血を捨てることが日課になった。

世の中には人に憑りついてお世話をしてもらって生き続ける妖怪もいるのだ。

ホットサマー・マーサ

露伴が漫画に新しく登場させたキャラクター「ホットサマー・マーサ」のデザインが著作権に引っかかると京香が連絡してきた。

黒い丸3つは大いに問題があるらしい。

むしゃくしゃしながら愛犬バキンの散歩に出かけた露伴は、神社の古木の根元にある祠を見つけた。

自宅に戻ると、なぜかデザイン変更された「ホットサマー・マーサ」の原稿は出来上がっており、露伴にしつこく付きまとっていたファンの女の子・イブが露伴の家で我が物顔で生活していた。

露伴があんなにもこだわって反対したのに「ホットサマー・マーサ」は丸4つのデザインになっていたのだ。しかも知らない間に3か月もの時間が経っている?

祠のあった神社に行って聞いてみると、それは”藪箱法師(やぶばこほうし)”の仕業によるらしい。

露伴の藪箱法師はいわば露伴の暗黒部分だけを持つ人格で、3か月間好き放題に振舞って鏡の中に帰っていく。

時間を戻すことはできないが、祠の中の鏡に自分が映らないように鏡を左に3回転させると、藪箱法師が行ったことはなかったことにできるという。

鏡を3回転させて再び自宅に戻ってみると、日付はまた3か月経っていて元に戻っているどころか、よりひどい状態に陥っていた。京香はイブに薬物を注射され瀕死の状態だ。

祠にあった壺に映った姿が鏡に捕らえられてしまったのか。

露伴はなんとかイブに「ヘブンズ・ドア」を使い、イブの本に「鏡を左に3回転させる」と書きこんだ。さらにイブの藪箱法師がとんでもないことをしでかすかもしれないので「罪を犯さない」とも書き加えた。

藪箱法師の行いはなかったことになったが「ホットサマー・マーサ」のデザインは丸4つのまま変わっていない。

ジャンケン小僧

岸辺露伴の熱狂的なファンだという少年・柳木賢が訪ねてきた。「ホットサマー・マーサ」の丸4つのデザインが露伴らしくなくて気に入らないと言う。

「3」でないと完璧ではないのだ。そんなことは露伴もわかってはいるが今さらどうしようもない。

少年は頻繁に露伴の前に現れてジャンケンをしようと言った。ジャンケンは3つの出し方で勝負が決まる美しい勝負なのだ。先に3勝した方が勝ちという至ってシンプルなゲームだ。

1回目2回目ともに露伴が勝った。しかし3戦目、少年が勝った時露伴の右手は動かなくなった。

自分の意見を全く聞き入れようとしない露伴に幻滅した少年は十字路に棲む魔物・辻神に憑依され、露伴の力を奪おうとしてくる。

4戦目、ふたたびジャンケンに負けた露伴は膝から崩れ落ちた。立っているのもやっとの状態だ。

互いに心理戦を駆使するがなかなか決着がつかない。そして遂に…。

露伴は少年との心理戦に勝利し、3勝目をあげた。力を取り戻した露伴は去っていった。

ドラマ『岸辺露伴は動かない』視聴方法は?

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購入


『岸辺露伴は動かないⅠ』
全3話「富豪村」「くしゃがら」「D・N・A」
Blu-ray 4600円 / DVD 5100円
【価格は2024年2月26日現在】


『岸辺露伴は動かないⅡ』
全3話「ザ・ラン」「背中の正面」「六壁坂」
Blu-ray 5016円 / DVD 5236円
【価格は2024年2月26日現在】


『岸辺露伴は動かないⅢ』
全2話「ホットサマー・マーサ」「ジャンケン小僧」
Blu-ray 3636円 / DVD 3636円
【価格は2024年2月26日現在】

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漫画
『岸辺露伴は
動かない』
全2巻
小説
『岸辺露伴は
叫ばない』
小説
『岸辺露伴は
戯れない』
小説
『岸辺露伴は
倒れない』
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