Amazonオリジナル映画『HOMESTAY』最高のキャストで!

日本初のAmazonオリジナル映画がついに完成!しかも森絵都さんの不朽の名作『カラフル』を原作とした物語!

原作とは登場人物や設定がだいぶ違いますが、物語の根底に流れるテーマは同じく「生きる」ということ。

死んでしまったシンは、「小林真」の体を借りて生き直しながら、さまざまな大切なものに気付いていきます。

人と人との絆や「生きる」というのはどういうことかという壮大なテーマに真正面から向き合あった、感動のファンタジーです。

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最高のキャストで!

シロ:長尾謙杜(なにわ男子)

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの「なにわ男子」の長尾謙杜くんが映画初主演です!

晶(あきら):山田杏奈

小林真に恋心を抱くやさしい幼なじみ。杏奈ちゃんは最近の青春映画にはなくてはならない存在ですね。

美月(みつき):八木莉可子

小林真が密かに憧れる先輩。人には家内秘密を持っています。

真の両親を佐々木蔵之介さんと石田ひかりさん、真の兄・満を望月歩くんが。

そして変幻自在に姿を変えて真の前に現れる「管理人」を濱田岳・眞島秀和・渋川清彦・阿川佐和子・篠井英介・渡辺大地という豪華メンバーが演じます。

映画のあらすじは?

死んでしまったシロは、突然現れた「管理人」と称する男から、同じく死んでしまった高校生「小林真」の体に乗り移って生き直すよう告げられます。

それは「ホームステイ」と呼ばれました。

シンに与えられたミッションは、小林真が死んだ原因を100日以内に見つけること。できなければ本当の死が訪れます。さらに周りの人間に中身が別人の「シロ」だとばれても死が訪れます。

幼なじみの晶(あきら)が真のことをずっと気にかけてくれたり、絵のモデルになったくれたと言う美月(みつき)先輩から買い物に誘われたり、素敵な出来事もあるにはあるけど…。

生きていたころの真の生活は、なんか変だ。普通に挨拶したり会話したりする真を変な目で見るし…いじめられていた??

家族はギクシャクしていて、何かを隠しているみたいです。手がかりを探していた真は、ついに満の部屋で真の顔が削られた写真と真の遺書を見つけてしまいました。

絵を描くことだけが真の心の支えだったのに、父親からは美大にいくことを反対され、自分のことを分かってくれていると思っていた美月先輩からは真のことなんて知らないと言われ、母親は職場の人と不倫をしていた…、誰も真のことなんか目に入っていなかったんだと気づいて絶望的な気持ちになるシロ。

それでも家族や美月先輩の心の葛藤に触れ、自分の気持ちを口にすることで、シロは真実を見つけていきます。

シロは真の体を真と真の家族に返したいと思うようになりました。管理人と交渉し、今度はシロが生前犯した罪を見つけることができたらその願いを聞き入れてもらえることになりました。

果たして、シロと真の魂の行方は?

視聴する方法は?

Amazon オリジナル映画なので、prime video でしか視聴することができませんよ。

Amazon はお買い物はもちろんのこと、Kindkeというお得な電子書籍も扱っているし、prime video での配信数は群を抜いて多いし、お得がいっぱい!

月額500円、または年額4900円でショッピングから動画見放題まで楽しむことができます。

原作との違いは?

原作の小林真は中学3年生の設定で、なかなか複雑な思春期を送っています。しかも好きな女の子・ひろかはひとつ年下の中2で、おじさんと愛人契約をしているなかなかぶっ飛んだキャラ…。

なぜか同じ美術部の唱子に不本意にからまれますが、その唱子から大切なものを教えてもらいます。

映画に出てくる「管理人」は、原作では天使のプラプラで、こいつもふざけたおもしろい奴です。

そもそもの登場人物や設定は、原作と映画で大きく違っていますね。

原作の登場人物はみんなそれなりにキャラがかなり濃厚なので、読んでいて飽きないし楽しいと思いますよ!

映画を見た方も、サクッと読めてしまうのでよかったらどうぞ!

映画では「ひろか」という名前が管理人の1人の女性立候補者に使われていてちょっと笑ってしまった(笑)。

映画の感想

一度は死んだ人間が、自分に素直になることによって人生を取り戻していく物語。ファンタジー以外の何ものでもないけれど、深く胸に刺さる映画です。

本当の人生はやり直しがきかないし、こんな風にチャンスが与えられることもない。そうやって自ら命を終わらせていく人が少なからずいるんですよね。

誰も真に気付いていなかったのではなく、みんなが気付いていたことに真自身が気付いていなかっただけ。そう伝えてあげる誰かがいてくれたら、人生はまた違った見え方がしてくるのかもしれません。

頼りない真もしっかり者の晶も美しい美月先輩も、真面目なお父さんも優秀なお兄さんも家族思いのお母さんも、みんな声にできない悩みを抱えていて、必死で生きていました。

それぞれの姿を完璧とも思えるキャスティングで紡いでくれて、切ないけれど大きなメッセージを残してくれる素敵な映画でした。

人生はしょせん長めのHOMESTAY。しぶとく生きな。

ちょっとおちゃらけた管理人が言う言葉が素敵すぎでした。

タイ映画『HOMESTAY ボクと僕の100日間』

森絵都さんの『カラフル』はタイでも『HOMESTAY ボクと僕の100日間』という映画になっています。

こちらも死んだ魂がミンという青年の体にホームステイして、100日以内にミンが死んだ原因を突き止めるという物語です。

恋愛あり青春あり、だけどちょっとサスペンスというかホラー色も醸し出していたりする青春ファンタジー。

『HOMESTAY』は、原作よりもこちらのタイの映画とストーリーが似通っています。興味のある方はぜひどうぞ!
【価格は2022年2月16日現在】

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