映画『窮鼠はチーズの夢を見る』珠玉のキャストによるBLの感想は?

「好きで苦しくて幸せ」という映画のキャッチフレーズが、本当に痛いほどリアルに感じられる、珠玉のラブストーリーです。

誰かのことを、本気で好きになったことがある人ならきっとわかる、苦しくて、痛くて、切ない恋の物語

原作漫画もめちゃくちゃいいけど、映画は映画でまた違ったテイストで素敵でした。一言で言うと、美しかったです!

男同士の恋愛、BLで美しいというのは変かもしれませんが、光や表情や全てがきれいな映画でした。

そして、原作の珠玉のセリフたちが見事にそぎ落とされていましたが、表情と目が語りすぎてて、胸が苦しくなるほどでした。そうか、実写化するとこうなるんだ…と目からウロコ。

この映画、大倉忠義さんと成田凌さんじゃないと成り立たない映画でしたね!

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珠玉のキャスト

大伴恭一:大倉忠義

流れ放題に流されまくって、何も自分では決められないダメ男です。イケメンなのに「枯れた感じ」がたまらない!

今ヶ瀬渉:成田凌

大伴先輩を見つめる愛しい眼、嫉妬に狂った責めるような眼、一方通行の思いに打ちひしがれる目…。

こんな色気たっぷりの健気な男を演じられるのは成田凌さん以外いないと思います。個人的にはドストライクのキャスティングです!

恭一が眠っている間に携帯を盗み見したり、ほんと粘着質なんだけど、可愛くて憎めない。たぶん恭一もそうなんだろうなぁ。

大伴知佳子:咲妃みゆ

恭一の妻。知佳子が夫の浮気調査を依頼した先が偶然にも今ヶ瀬でした。2人が出会うことになるきっかけを作ったのが妻だったなんて…。

夏生:さとうほなみ

「ボーイッシュでサバサバしてるけど、実は一番めんどくさい女」という監督の希望を見事に演じきったのは…実はミュージシャンのほな・いこか!

岡村たまき:吉田詩織

たぶん男の人はみんな好きになってしまうタイプの女子じゃないかと…。

井出瑠璃子:小原徳子

原作ではさらっとして出てこない恭一の浮気相手。

映画のあらすじ

取引先の女性と浮気をしている大友恭一の前に、ある日、大学時代の後輩・今ヶ瀬渉が現れます。聞けば、今は興信所で働いているとのこと。そして調査の対象は恭一の浮気であると…。

妻に浮気をばらしてほしくない恭一は、今ヶ瀬の要求を飲むことにします。

キスをさせてほしい…。

約束通り今ヶ瀬は、浮気を報告しませんでしたが、恭一は離婚を切り出され、あっと言う間に独り身になってしまいます。

そこへ転がり込んでくる今ヶ瀬。男2人の生活は、気楽で愛おしいものでした。

恭一が寝ている間にスマホを盗み見してしまう今ヶ瀬。瑠璃子とまだ切れていないことを知り、家を出ていってしまいます。

ところが恭一から電話がかかってくると、子犬のようにしっぽを振って戻ってきてしう今ヶ瀬。再び2人の生活が始まったと思うと、新たな刺客が…。

恭一は大学時代の元カノ・夏生と偶然出会います。夏生の勘は鋭く、恭一に「私と今ヶ瀬、どっちをお持ち帰りするの?女と男だよ??」と迫ります。

「俺はお前を選ぶわけにはいかないよ。」と恭一は夏生と共に去っていきますが、夏生とは何もできず…。

家に帰ると、恭一を待っていた今ヶ瀬から「僕と寝てください。」と懇願され、恭一はついに今ヶ瀬を受け入れてしまいます。

これでやっと、落ち着いた2人の生活ができると思ったら、今度は恭一の会社の若い女の子・岡村たまきが、恭一に思いを寄せてきます。

そうなるとまたまた恭一は「流され侍」発動。勢いで結婚まで決意してしまいます。

再び出ていく今ヶ瀬…。

今ヶ瀬の大切さが、いなくならないとわからない恭一。また、今ヶ瀬のことばかり考えるようになってしまいます。

ついに恭一は、たまきと別れる決意をして、今ヶ瀬を待つのでした。

映画の見どころと感想

原作漫画にある男同士の生々しいベッドシーン。映画でも見事に描かれていました。それが想像していた以上に美しかったことにびっくり…!

大倉忠義さんと成田凌さんの脱ぎっぷりと、迫真の演技には脱帽です。

そして原作とは違う、映画の最大の魅力は、生きている人間の”目”ですね。もう恭一も今ヶ瀬も、目が言葉以上に本音を語っちゃってる…。

原作では漫画全体に、珠玉のセリフが宝石箱のようにキラキラとあふれかえっていますが、映画の中ではそんなにセリフは多くありません。

でも目が語ってしまっているので、セリフはないくらいでちょうどよかった気がします。

監督曰く「映画ではできるだけ言葉をそぎ落とし、あるひとつのセリフに向かっていくことを決めた。」とのこと。そのセリフは今ヶ瀬が言います…

心底惚れるって、全てにおいてその人だけが例外になっちゃうってことなんですね

自分が自分でいられなくなるくらい、好きで好きでたまらないことがあふれているセリフですよね。

今ヶ瀬は、恭一が眠っている間に携帯を盗み見したり、同窓会に行くなと言ったり、恭一に対してはとにかく粘着質なのですが、そうせずにはいられないのでしょう。

それを突っぱねて、もう二度と今ヶ瀬に会わないという選択もできるはずなのに、そうしない恭一は、やっぱり自分が自分でいられないくらい今ヶ瀬のことが好きなんだと思います。

私は、きっと今ヶ瀬はまた戻ってくると思います。「流され侍」恭一はまた女の子に流されて、今ヶ瀬は怒って出ていって…を繰り返しながら、2人はずっと一緒にいるんじゃないかな。

魂同士で触れ合って好きになってしまったものは、もう二度と離れられないんじゃないかな。

男とか女とかではなく、そういう恋に一度でも巡り会ったことを「幸せ」っていうのでしょうね。

原作漫画とはまた違った清々しい気持ちで見ることができた、素敵なラブストーリーでした!

 

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