3件の連続バラバラ殺人事件。逮捕された殺人鬼は20歳の品川真珠という女だった。
夏目アラタは、未だ見つかっていない被害者の首のありかを聞き出すために、品川真珠に面会に行った。まるで相手にされないアラタは真珠に「結婚しようぜ」と口走ってしまった。
黙秘を続けていた真珠はアラタに心を開き始めたのか?少しずつ事件について語り始めるが、やがて真珠の核心に触れる衝撃の真実が明らかになっていく。
ミステリーでありながら深い愛の物語でもある、想像のはるか斜め上をいく物語の展開が待っています。戦慄の殺人事件の真相とは?禁断の愛の結末は?
あらすじには若干ネタバレを含みますので、知りたくない方はご注意くださいね。
【主なキャスト(敬称略)】
柳楽優弥:夏目アラタ
黒島結菜:品川真珠
宮前光一:中川大志
丸山礼:桃山香
佐藤二朗:藤田信吾
漫画『夏目アラタの結婚』のあらすじ
児童相談所に勤務する夏目新。14歳の山下卓斗から頼みがあると呼び出された。卓斗の父親・山下良介は連続バラバラ殺人事件の被害者で、未だ切断した頭部が見つかっていない。
3件の連続バラバラ殺人の容疑者として逮捕されたのは、ピエロの格好をして切断した遺体をかばんに詰めていた品川ピエロと呼ばれる殺人鬼。正体は品川真珠という20歳の女性だった。
3人の被害者、周防英介は左腕、相沢純也は右脚、山下良介は頭部が未だ見つかっていない。
卓斗は良介の首を探したい一心で真珠に手紙を書いていたが、差出人の名前にアラタの名前を使っていたと言い、直接会うことになったからアラタに真珠に会ってきてほしいと懇願した。
真珠に面会したアラタ。会って早々に偽物だと見破られ、立ち去ろうとした真珠に咄嗟に「結婚しようぜ」と口走ってしまった。
一審で死刑判決を受けた死刑囚が拘置所から出てこられることなんてないと踏んで、首のありかだけ聞き出せたらとっとと逃げるつもりだった。
真珠はそれまで黙秘を貫いていたのに、アラタとの結婚話以降いろんなことをしゃべり始めた。そして最初の被害者・周防英介の左腕を埋めた場所をアラタに教えた。
アラタの同僚・桃山香のもとには突然、真珠から「相談にのってほしい」という手紙が届いた。悩んだ末に香は真珠の弁護士・宮前光一と一緒に真珠に会いに行った。恐怖を感じる反面、真珠に魅せられていった香は文通と差し入れを続けることになってしまった。
真珠が、婚姻届けを出そうとしないアラタを結婚詐欺で訴えると言い出し、アラタはついに真珠との婚姻届けを提出した。
真珠の控訴審当日。アラタは裁判を傍聴に行った。真珠は結婚したことを堂々と話しアラタに向かって目くばせなどをするので、拘置所のロビーで知り合った死刑囚のアイテムコレクターの藤田に夫だということがあっという間にばれてしまった。
真珠をストーキングしていた男がいたことや部屋からは4人の血液が検出されていたことなどから、宮前は真珠は誰かをかばっていて無実なんじゃないかと推測していた。
真珠は、偶然再会した父親・三島正吾に付きまとわれていたことや三島が殺した遺体を片付けるのを手伝ったこと、三島は3人目の山下良介を殺した後姿をくらましたことなどを裁判で語り始めた。
しかし3人の被害者はいずれも毒殺であり、その薬品は真珠が勤務していた病院から盗んできたことはほぼ間違いないようだ。
真珠を信じると断言したアラタに、真珠は2人目の被害者・相沢純也の右脚のありかを教えた。
三島の母親が生きていることがわかりDNA鑑定が行われた。その結果、三島と真珠に血縁関係はないこと、真珠の部屋で検出された4人目の血液は三島のものであることが判明した。
真珠はアラタに、また新しい情報を提供した。母親・品川環のスーツケースを、環が亡くなった後、環の実家の裏山に埋めに行ったというのだ。
アラタは真珠がスーツケースを埋めた場所を突き止め、スーツケースを掘り返した。スーツケースの中に入っていたのは、真珠の秘密を示すとんでもないものだった。
事件の真相と結末は?
ここから先は大いにネタバレを含みますのでご注意くださいね。
映画の見どころと原作との違い
3人の男性を殺害した20歳の女性と勢いで結婚してしまったアラタの、ぶっ飛んだ狂気を描いた物語かと思いきや実は秀逸なミステリーであり深い深い愛の物語です。凡人には理解しがたいけど…。
前半はおそらく真珠に対して恐怖しか感じないと思いますが、真珠の生い立ちや出生の秘密、3人の男性の秘密を必死で守ろうとしてきた姿を知るにつれて桃ちゃんのように惹かれていっちゃうかも。
登場人物の心情を丸ごと理解しようとするのは難しいけれど、2度3度と読めば読むほど味が染みて、新しい感情の扉が開くようなそんな漫画でした。最後は壮大な愛の物語に感動しまくり。
映画も前半と後半で感情の揺さぶられ方が全く違うものになるんじゃないかな。
黒島結菜さんの不気味な真珠、早く大画面で見たいですね!
漫画『夏目アラタの結婚』を電子書籍で!
全12巻完結。
【2024年7月15日時点の情報となります。 オフィシャルサイトにて必ず最新の情報をご確認ください。】
ebookjapanで初めてログインする方は70%OFFクーポン配布中(6回利用可)!
U-NEXT | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
music.jp | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
amazon prime | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻(Kindle版) (1-8,10,11)715円,(9)792円,(12)825円/巻(紙のコミック) |
漫画全巻ドットコム | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
ebookjapan | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
まんが王国 | (1-8,10,11)630pt,(9)700pt,(12)690pt/巻 |
Booklive | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
Renta! | (1-8,10,11)630pt,(9)700pt,(12)690pt/巻 |
コミックシーモア | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
honto | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
dブック | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
Amebaマンガ | (1-8,10,11)630pt,(9)700pt,(12)690pt/巻 |
コミック.jp | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |
マンガBANG | (1-8,10,11)693円,(9)770円,(12)759円/巻 |