映画『告白コンフェッション』衝撃の原作漫画のあらすじとネタバレ

山岳部OBの浅井と石倉、雪山で遭難してしまった。足を怪我して死を覚悟した石倉は、浅井に「さゆりを殺した」と罪を告白した。

しかし突然、視界が晴れ山小屋が現れた。浅井と石倉は助かってしまった。

罪を告白してしまった者、罪を聞いてしまった者、登場人物たった2人のサバイバルゲームが始まる狂気の物語。

原作は『カイジ』の福本伸行さんと『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじさんという奇跡のコンビによる漫画。手に汗握るドキドキが止まらない映画へとパワーアップしています。

【主なキャスト(敬称略)】
生田斗真:浅井啓介
ヤン・イクチュン:リュウ・ジヨン
奈緒:西田さゆり

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漫画『告白コンフェッション』のあらすじ

冬の雪山、山小屋まであと少しというところで浅井石倉は遭難していた。しかも石倉は足を負傷している。このまま吹雪の中で過ごすということは死を意味していた。

死を覚悟した石倉は突然、5年前さゆりを殺したのは自分だと過去の罪を告白し始めた。

ところが次の瞬間、視界が一気に晴れ、目の前に山小屋が見えた。石倉を背負って山小屋へと向かった。

山小屋の電話から救助を要請し、暖を取ることもできて、2人は危機を脱した。…かに思えた。

明らかに石倉の様子がおかしい…。浅井が荷物を取りに出て小屋に戻ってみると、石倉が電話で「ひとり」だと言っているのが聞こえた。浅井は高山病で視力に問題が出てきていた。このことは決して石倉に知られてはならない。

電話の線が切られており、包丁と斧が石倉の手中にある。石倉が浅井を殺そうとしていることは間違いない。

石倉は浅井に、自分が告白したのと同等の罪を告白しろと迫った。

再び夜が訪れた。浅井の目が見えなくなっていることに気付いていた石倉は攻撃を開始した。

足を怪我している石倉は杖をつかなければ歩けない。しかも暗がりの小屋の中ではライトを使ってくるはずだ。明日の朝まで逃げ続けることができれば助かる。浅井は目覚まし時計を6時にセットして、山小屋の1階と2階を逃げ回ることにした。

浅井と石倉とさゆりは大学の山岳部仲間だった。石倉はずっと浅井に見下されていると感じていた恨みつらみを語り始めた。

石倉がさゆりのことを好きなことを知っていて浅井が故意に石倉とさゆりにバディを組ませたこと、浅井が密かにさゆりと付き合っていたことに石倉は気付いていたこと、社長令嬢との婚約が決まり浅井は妊娠していたさゆりが邪魔になったことなどをまくしたてると、石倉がさゆりを殺すように浅井が仕向けたのだと言った。

石倉は隠れている浅井を見つけられないまま時間だけが過ぎていった。

目覚まし時計のベルが鳴り、浅井は山を下りようと山小屋を出た。しかしそれは石倉の罠だった。

石倉に首を絞められながら、浅井は衝撃の告白をした…。

衝撃の結末とは…

ここから先は大いにネタバレを含みます。知りたくない方は【+ボタン】を開かないでね。

浅井の告白とは?
石倉が首を絞めた後、さゆりは息を吹き返していた。

社長令嬢との婚約が決まったというのに、さゆりは浅井の子どもを産むと言って譲らなかった。さゆりを消したいと思い、せっかく思惑通りに計画が運んだと思っていたのに…。

浅井はさゆりの頭を岩で打ち付け、遺体は崖下へと落とした。さゆりの遺体は雪によって隠され、半年後事故死として処理されたのだと…。

浅井は、自分は人殺しではないと気が緩んだ石倉のとどめを刺した。救助隊が到着すると、一緒に登った仲間とは途中ではぐれたと言って浅井は山を下りた。

映画の見どころと原作との違い

登場人物2人のサバイバルゲーム。原作は『カイジ』の福本伸行さんと『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじさんコンビというのだから面白くない訳がない!

原作では告白する罪が5年前となっていますが、映画では16年前ということで登場人物の2人は原作よりもずっと長く付き合っている親友という設定なんですね。

そんな親友にある罪を告白されて、2人の関係はサバイバルゲームへと変わっていくので、16年の間にもよほどの確執があったのでしょうか。最後の浅井の告白で急展開を迎える結末も見ものですね!

映画のエンディングに流れるマキシマムザホルモンによる主題歌『殺意vs殺意』は、生田斗真さんも歌唱しておられる「共犯:生田斗真」バージョンとのこと。これは集中して耳を傾けなくては!

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