「好きだ」自分の席でそう書かれた手紙を見つけた希美。しかも、送り主は学校でも人気者のモテ男、瀬戸山。
何かの間違いかもしれないと思いながら交換ノートを始めることになってしまったが、希美は知ってしまった…。
瀬戸山が宛てた手紙は、実は、希美の親友の江里乃あてだった。
瀬戸山のことを知るにつれ、どんどん好きになっていく気持ちを止められない希美。
ウソから始まった恋の行方は…?
【主なキャスト(敬称略)】
高橋文哉:瀬戸山潤
桜田ひより:黒田希美
茅島みずき:松本江里乃(希美の親友)
小説『交換ウソ日記』のあらすじ
黒田希美(のぞみ)、17歳。週に1度、文系の希美は選択授業の数Bの授業で理系コースの教室を使う。
いつものようにいつもの席に座ると、机の中にノートの切れ端がセロテープで貼り付けられていることに気付いた。まるで気付いてもらえることを狙っているかのように少しはみ出して貼ってあったのだ。
取り出して読んでみると、そこには…
「好きだ 瀬戸山」
瀬戸山って?スポーツ万能でイケメン、モテモテで彼のことを知らない女子なんていないに違いない、理系コースの有名人、瀬戸山潤のこと?
なぜ希美に?もしかしたら人違いかも、と思いながらも胸の高まりを抑えることができなかった。
あまりに想定外の出来事に、希美は親友の松本江里乃にも言うことができなかった。
放送委員である希美はしわくちゃのラブレターをポケットに突っ込んで、お昼の放送をするために、ひとりお弁当を持って放送室へと向かった。
正直、自分の気持ちを友達にでさえはっきりと言うことができない希美は、瀬戸山のように何でもはっきりと言うことができて自分に自信がありそうなタイプは苦手だ。
でも好きだと言われて嬉しくないはずはない。結局一人で考えてもどうすればいいか結論を出せなかった。
生徒会副会長の江里乃を下駄箱で待っている時に、瀬戸山が近づいてきたことに平常心を保っていられなくなって、現れた江里乃に「瀬戸山のこと好き?」と疑われてしまった。
その夜希美は必死で返事を考え、「ありがとうございます」とだけ書いたルーズリーフを翌朝誰よりも早く登校して瀬戸山の靴箱に入れた。
終わったはずなのに…翌週、同じ席の机の中にはまた手紙が…
「それ、どういう意味?」
瀬戸山のことをあまり知らないからと書いた手紙を再度靴箱に放り込んだ。万が一返事が来た時のために今後は放送室前の相談ボックスに入れてもらうこともお願いして。
案の定返事が来て、そこには自分のことを知ってほしいから友達からでもいいので付き合ってほしいという気持ちが綴られていた。
何度か手紙のやりとりが続き、希美は意を決して「私の名前、知ってる?」と書いた。
届いた返事は…「松本江里乃だろ?」
そうか。瀬戸山は希美の席を江里乃の席だと勘違いしたんだ。誰からも好かれてしっかり者の江里乃を好きだなんて、納得でしかない。
本当のことを話そうか迷ったけれど、瀬戸山が傷つくところを見たくなくて、希美は江里乃と瀬戸山を応援するつもりで、江里乃になりすまして交換ノートをすることになってしまった。
瀬戸山の前では、希美は放送室の相談ボックスからノートを運んでくる伝書鳩を演じているふりを決め込んだ。
優子から頼まれて参加することになった合コン。まさかの同じ学校の理系男子で、メンバーの中に瀬戸山がいた。
カラオケに行くことになったが、希美は瀬戸山がいることに緊張してしまってうまく話せない。そもそも自分の意見をいうことが苦手なのだから、さらに言葉が出てこない。
希美がドリンクバーコーナーに逃げ込むと、あとから来た瀬戸山が、いつもヘラヘラ笑ってるだけで自分の意見はないのか、と厳しい言葉を浴びせてきた。
駅に向かう時にも瀬戸山と一緒になり心が重くなったが、希美の前で江里乃を好きだと口にしたり、たまには自分の意見を言えと正直な気持ちを口にする瀬戸山をどんどん好きになっていく気持ちは止められなかった。
江里乃に成りすました交換ノートで瀬戸山のことをどんどん知っていくにつれ、その気持ちはどんどん加速していった。
たまたま一緒に帰ることになって、江里乃は瀬戸山の家庭の話を聞いた。瀬戸山には母親がいなくて、小学生の妹と足の悪い祖母だけを家に残しておけなくてサッカー部を辞めて家事を担っていると話してくれた。
希美は「今じゃなくてもまた続けられるよ」と言った。
優子に頼まれて、米田と瀬戸山と映画を見に行くことになった。優子は同じ中学校出身で瀬戸山と仲のいい米田のことが好きらしい。優子の恋を応援するためにも断ることもできない。
同じ種類の映画が好きだということもわかって、また一つ瀬戸山のことが好きになった。
中間テストが近づいてきて、英語が苦手な瀬戸山が英語を教えてほしいと希美に頼んできた。代わりに数学を教えてくれるという交換条件付きで。
江里乃に対する罪悪感は日に日に増していくばかりだけど、嬉しい気持ちも止められない希美。
妹と祖母だけにできないからと、テストまでの平日は毎日、瀬戸山の家で勉強をすることになった。嬉しいけど、複雑…。距離が近づくほど罪悪感と瀬戸山のことが好きな気持ちの狭間で苦しくなる。
数日続いた勉強会。瀬戸山は希美にキスをした。
江里乃のことが好きなのに、雰囲気でなんとなくキスしてしまうなんて…。希美は瀬戸山の家を飛び出して泣きながら帰った。
もう瀬戸山とも顔を合わせられなくて、どうしたらいいかわからなくなった。そしたら、放送室の相談ボックスに「お前、誰?」という手紙が入っていた。
嘘をついていることがバレた。もう終わりだ。
希美は「ごめんなさい」と書いたメモを交換ノートに挟んで、瀬戸山の靴箱に入れた。すると今度は「ふざけんな」という返事が返ってきた。
このままではダメだと、本当は交換ノートを書いていたのは希美だったと告げる手紙を瀬戸山に書いた。江里乃とのことを応援している…という最後の嘘を添えて。
テスト最終日、全てのテストが終わって、これから江里乃や優子たちとカラオケで打ち上げだと盛り上がっているところに瀬戸山が乗り込んできた。
希美が真実を告げた手紙を持って、かなり怒っている様子だ。
瀬戸山は交換ノートの相手が希美だということにとっくに気付いていたと言った。さらに、なぜ自分が希美のことを好きだと気づかないのか、勝手に終わらせるなと怒った。
瀬戸山にちゃんと本当のことを言えと言われ、希美も「好きです」と答えた。
瀬戸山はサッカーを辞めることになったときに、机に愚痴を書き込んでいた。その愚痴にたまたま返事を書きこんだのが希美で、瀬戸山は返事を書きこんでくれた人をずっと探していたらしい。
数Bの授業で瀬戸山の机を使っていたのが江里乃だと勘違いしてしまった結果、瀬戸山は「好きだ」と書いた手紙が江里乃に届くと思って机に貼り付けていたということだった。
瀬戸山はサッカーの話をしたときには交換ノートの相手が希美だと気づいていたし、江里乃になりすました希美のわかりやすすぎる嘘も完全にバレバレだったと教えてくれた。
2人は新しい交換ノートを始めた。
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